• 吉岡徹

形態の基礎理論・・平面図形 

更新日:2021年4月23日

7・平面図法

現実的形態や観念的形態の分析、あるいは新しい形態の創造のためには作図法をデザインの基礎として理解する必要がある。製図については日本強工業規格(JIS Japanese Industrial Standard)で規定されていて、JISで制定されている図法以外、勝手に描いても味が弱い。




平行線・・三角定規を固定し、他の三角定規を辺に添って移動させるとMとM、NとNは平行となる。線を引くときは左から右に、垂直線は三角定規の直角部分を左下にしてから下から上に引く(図2.50)


直線、角の等分・・直線の2等分:与えられた直線の両端より,直線の全長2分の1より大きい円を描き,それらの円の2つの交点を結ぶ直線がもとの直線と交わった点が中心となる(図2.51a)。


直線の等分:与えられた直線の一端から任意の傾斜を持った直線を引き、その直線上に等分したい数だけで寸法をとり、最後の寸法と与えられた直線の端を結び、この線に平行に測りとった各点より直線を引くと、それらともとの直線との交点が求める等分点となる(図b)

垂線を求めること: 与点Pより、直線ABに垂線をおろすには、Pを中心に任意の円を描き、直線との交点C、Dを求め、C、Dを中心に円を描き交点Qを求める。QとPとを結ぶと求める垂線が得られる(図c)

角の二等分:頂点を中心とした任意の円と2直線との交点を求め、その交点を中心として任意の等しい二円を描き、それらの交点と頂点とを結ぶ直線が、求める二等分線となる(図d)

直角の3等分:頂点を中心としたの任意の円を描き、それと2辺の交点を求める。その円と同じ大きさの半径で2つの円を、その交点より描き、これらの円と初めに描い円との交点と、頂点で結ぶと直角を2等分する(図e)。この方法は円を12等分する場合にも流用できる。